2015年1月18日

note/2015.1.18

写真とミュージックビデオでお世話になった濱田 英明さんのこと。


Processed with VSCOcam with a4 preset



やりとりの中で ハッとさせられた瞬間が何度もあった。

自意識過剰で、写真を撮られるのが苦手な僕に、

「写真はずーっと残っていくもの。撮影した写真を
未来の自分が見て、どんな風に感じるか想像してみて」

というようなことを言ってくれて、すごく楽に。

どこか カッコよく撮られたい とか、恥ずかしい という
思いがあったのだけど、未来の僕を想像してみたら、
やっぱりこの瞬間を思い出して、むふふと笑ったり、切なくなったり、
愛おしく感じるのだろうな、 そんな風に思いを巡らすうちに、
自然体でいることを許してくれた気がした。すごいな と思った。

05020005 のコピー
Photo: Hideaki Hamada

当初予定には無かったのだけど、濱田さんの視点でミュージックビデオも
撮ってもらいたい と思った瞬間には猛アタックしてしまっていた結果、
(ときどき、こういう どうにも止まらない時がある。。)
引き続き担当してもらえることに。

アルバムタイトルでもある、「生活」という曲。

Processed with VSCOcam with g3 preset

撮影にも同行させてもらったのだけど、いくつかの奇跡や偶然に心がたくさん動いた。

自分が生まれ育った街が、映像として切り取られ、
それがミュージックビデオとして形になったのかと思うと、
なんだか とびきりのご褒美をもらったかのような気分。


自分のためにつくったこの曲が、濱田さんの視点で拾い集めた
街のあちこちに見え隠れする小さな「生活」の 映像のおかげで、
聞いてくれる人たちの「生活」に、するりとすべりこむことができるよな気がしています。

 

 

 

2015年1月15日

note/2015.1.15

録音に関わってくれた人たちのこと。

録音 ミックス マスタリング 共同プロデュース
エレキギター マンドリン ウクレレ:田辺 玄(WATER WATER CAMEL)

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音楽家としてのはじまりの時からずーっと近くでいてくれている 家族のような存在。

僕の 好き や 良しとする塩梅を理解してくれていて、今回もたくさん救われた。
この人の、観察力と解像度の高さには毎度驚かされます。


そして、採れっぱなしの作物のような僕の歌を、繊細に、
時にはちょっと大胆に彩りをくわえてくれた大好きな演奏家たち。

コントラバス:須藤 ヒサシ(WATER WATER CAMEL)
ドラム:senoo ricky

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ピアノ パーカッション ヴィブラフォン 鍵盤 ドラム:田中 佑司

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トランペット フリューゲルホルン:三浦 千明

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ヴァイオリン:鈴木 絵由子

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アルバムのジャケット その他もろもろの絵を提供してくれた
藤川 孝之氏もはるばる国立から遊びにきてくれた。


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録音中も同じ部屋でカリカリ。
ページをめくる音など、音源をよく聞けば聞こえるかも、ね。


「生活」オフィシャルご飯、京都の食堂 souffle さゆりさんご飯も、
美味しすぎて毎度ため息ものだった。


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2015年1月14日

note/2015.1.14


録音のこと。

今作の録音は一昨年の12月、真冬の小淵沢「星と虹レコーディングスタジオ」にて。


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このスタジオのオーナー先生は、ミュージシャンであり、歯科医。
その診療所とスタジオは棟続きになっていて、
1階はリビング、2階が録音スペースというなんとも変わったつくり。


1階のリビングでの時間の流れは心地よく、程よい生活感があって、自然と肩の力が抜ける。
2階にあがれば、すぐに制作に集中できる。時々、階下から聞こえてくる話し声も心地よい。

高価な楽器が造作なく並べられていたり。たくさん使わせてもらった。
オーナーの豪快で、自分の好きにまっすぐな人柄がそのまま出たような空間。


弾く、唄う、録る、休む、話す、食べる、寝る。という、あっという間の6日間で、
そこにいたみんなが自分のすべきことに集中できていた。
僕が感じる居心地の良さって、そこにつきる。

今更ながら、こんな幸せな環境はないな、と思う。


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屋根に降り積もった雪が崩れ落ちる音や、午後5時のチャイム、木がきしむ音、
いろいろと難儀なこともあったけど、全部ひっくるめて、温かく、親密な音が録音できた。

録音した音をいま聞いてみても、あの時の気配のようなものを背中に感じる。
ここにお世話になって良かったと しみじみと思う。

今年は先生に会いにゆけるかな。また 違う季節にも行ってみたい。

2015年1月4日

note/2015.1.4

Processed with VSCOcam with lv03 preset

 

みなさま あけましておめでとうございます

2015年、石井ゆかりさんの魚座の年間空模様によると、「デビュー」するような年 だそう。
そのほかの詳細な時期なども、あて書きされたような当てはまり方でおもしろいです。
さあさ どんな年になるかな。

そんな「デビュー」するような年 に発売される新しいアルバム、
色々な情報が特設ページにて発表されています。

自分のなかで 勝手に情報量多すぎて、ちっとも整理できていないのですが、
次回より順を追ってつらつらと。まずは録音のことなどから。

では みなさま 本年もどうぞよろしくお願いします