2015年2月6日
note/2015.2.6
結婚式のアートワーク全般から、ライブのフライヤー、名刺のデザイン。
思い返せば、僕の生活や音楽活動のあらゆる場面でお世話になり、
もうなくてはならない存在 くらいになってたイワサトミキさん。
彼女の描く絵が大好きなことは言わずもがな、いままでのやりとりのなかで感じていた
意志と責任感の強さ、ユーモアのセンス、いつも笑顔で無理難題を受け止めてくれる度量、
すべてにおいて信頼しきっていたので、僕のなかでは依頼承諾してくれた時点で
すでに手応えはあって(他力本願、、)、なにも心配していなかった。
ただ、どんなストーリーで、どういう進め方をするのか など、なにもない所からの
スタートだったので、イワサトさんにとっては 暗い道をゆく、孤独な作業だったと思う。
「きみもさよなら」という曲は、東京から高知に移住する、
色々と不安定になっていた時にできた曲で、できたその時は、
それほどにこの曲の意味など考えなかった。
この曲を唄うときは、それまでの不安定な状況など感じず、
強く、前を向いていれた。唄う度に、救われる気がした。
音楽をつくり、唄うことが、僕の居場所なのだと気付かせてくれた曲。
このMVのおかげで、自分の曲ながら、ああ、そういうことか と
またその意味が色濃く浮かび上がり、心が動く。
不思議なもので、思い や、姿勢など、目に見えないものを、感じようとせずとも
ビビビっと伝わるなにかがこのMVにはあります。
きっと多くの人たちの本質に届くはずです。