2015年1月18日
note/2015.1.18
写真とミュージックビデオでお世話になった濱田 英明さんのこと。
やりとりの中で ハッとさせられた瞬間が何度もあった。
自意識過剰で、写真を撮られるのが苦手な僕に、
「写真はずーっと残っていくもの。撮影した写真を
未来の自分が見て、どんな風に感じるか想像してみて」
というようなことを言ってくれて、すごく楽に。
どこか カッコよく撮られたい とか、恥ずかしい という
思いがあったのだけど、未来の僕を想像してみたら、
やっぱりこの瞬間を思い出して、むふふと笑ったり、切なくなったり、
愛おしく感じるのだろうな、 そんな風に思いを巡らすうちに、
自然体でいることを許してくれた気がした。すごいな と思った。
Photo: Hideaki Hamada
当初予定には無かったのだけど、濱田さんの視点でミュージックビデオも
撮ってもらいたい と思った瞬間には猛アタックしてしまっていた結果、
(ときどき、こういう どうにも止まらない時がある。。)
引き続き担当してもらえることに。
アルバムタイトルでもある、「生活」という曲。
撮影にも同行させてもらったのだけど、いくつかの奇跡や偶然に心がたくさん動いた。
自分が生まれ育った街が、映像として切り取られ、
それがミュージックビデオとして形になったのかと思うと、
なんだか とびきりのご褒美をもらったかのような気分。
自分のためにつくったこの曲が、濱田さんの視点で拾い集めた
街のあちこちに見え隠れする小さな「生活」の 映像のおかげで、
聞いてくれる人たちの「生活」に、するりとすべりこむことができるよな気がしています。